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〒203-0021 東久留米市学園町二丁目1番23号
校長 矢ア 慶
南中学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
令和7年4月より西東京市立明保中学校副校長より昇任、東久留米市立南中学校、十六代校長に着任しました矢ア慶と申します。
生徒、教職員が毎日通いたくなる学校を目指し、保護者の皆様の信頼を得られよう教育活動に邁進していく所存です。よろしくお願いいたします。
本校、東久留米市立南中学校は昭和47年に開校、これまで多くの保護者や地域の方に見守られながら時を重ね、令和7年度は開校の年から数えて54年目となりました。今年度は、1年生171名、2年生162名、3年生166名、全校生徒499名で新学期のスタートを切りました。
今年度、南中学校では東久留米市研究奨励校として、コミュニティ・スクール東久留米モデルの導入を視野に入れ、地域や保護者連携しながら、教育活動を継続的に支援することができる地域連携体制の構築を進めていきます。青少協の地域行事(みなみちゃん祭り、芋の苗植え・芋掘り、餅つきと昔あそび)などに、南中生がボランティアとして大勢参加し、自己有用感・自己肯定感を高める貴重な機会となっています。今後は、地域学校協働活動を更に充実させ、生徒たちがこれからの社会の中で求められる多岐にわたる能力を育てていきます。この活動を通して、地域連携、地域貢献を推進し、学校が保有する財産を積極的に地域に還元できるように、情報発信機関などを活用しながら、本校の取組みを積極的に地域に発信していきます。
また、今年度の重点項目として、不登校生徒への支援体制の再構築と組織的ないじめ対応の強化を掲げました。いじめや生徒の問題行動、不登校を未然に防止するために、生徒の実態を把握し、家庭、地域との連携を密にしながら、教育相談体制の充実を図ります。教育相談室でのスクールカウンセラーや担任教諭との相談機能を充実させ、不登校対策も推進していきます。不登校対応巡回教員、学力パワーアップサポーターを活用した「いちょう教室」での別室指導の充実も図っていきます。
生徒たちが社会で活躍する頃は、人口減少による労働力不足に拍車がかかり、日本の国際競争力の低下が懸念される「予測困難な社会」となることが予想されます。また、外国人人口や障害者雇用数が増え、多様な人々が社会に参加・貢献できるような共生社会の中で生きてい力が求められます。生徒たちに、社会の大きな変化にも対応できるよう、「自分の力で幸せな未来を切り開く力」の基礎を一人一人に身につけさせることが我々中学校教員の責任であると考えます。本校の歴史と伝統を踏まえながら、社会の変化をしっかりと見据え、全教職員で力を合わせて教育活動を進めていきます。どうぞ皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。